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ワルツが目指す「ティール組織」とは?レッド・アンバー組織やホラクラシーとの違い

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この記事では、株式会社ワルツが目指している「ティール組織」の解説や目指す理由、レッド・アンバー組織など従来の組織形態の種類、ホラクラシーとの違いなどについて解説します。
 

「ティール組織」とは?


「ティール組織」とは、社長・部長・課長など役職による上下関係がないフラットな組織であることが特徴です。「ティール組織」では個人の意思決定が尊重され、従来の組織のように上司に確認を取らなくても、場合によっては現場のメンバーによる意思決定が可能です。

また、ティール組織は「生命体」と比喩されます。これは、その組織の「目的」のために、各メンバーが自律的にそれぞれの役割・役目を果たすところからきています。

 

ティール以外の様々な組織

現在、会社などの組織を動かしている仕組みの多くは、「オレンジ」または「アンバー」モデルです。ここでは、ティール組織以外の組織についてご紹介していきます。

●レッド組織(衝動型)
レッド組織は個人がトップに立ち、組織を支配します。現代の代表的なレッド組織としては、マフィアやワンマン企業などが挙げられます。

●アンバー組織(順応型)
アンバー組織は、ランクごとに役割が割り振られたピラミッド型の組織です。厳格なルールがあり、ルールに従うことを求められます。現代の代表的なアンバー組織としては、軍隊や一部の企業などが挙げられます。

●オレンジ組織(達成型)
オレンジ組織は、目標達成を第一に掲げ、成果を上げるために最善な形へ合理的に変化できることが特徴の組織です。現代では、多くの大企業がこのオレンジ組織を採用しています。

●グリーン組織(多元型)
グリーン組織は、メンバーの主体性が重視され、ボトムアップ式で意思決定が行われることが特徴の組織です。現代では、NPO法人などがこのグリーン組織で運用されています。

また、ティール組織の概要や、上記でご紹介した各組織の解説は、以下の動画を見ると分かりやすいと思います。

 

グリーン組織とティール組織の違い

グリーン組織は、ティール組織とよく似ています。しかし、グリーン組織が意思決定者が曖昧で、しばしば意思決定が遅くなることがあるのに対し、ティール組織は意思決定を行う人間が明確なので、意思決定が早いといった違いがあります。

 

ティール組織と「ホラクラシー」の違い

「ホラクラシー」とは、「ヒエラルキー」の反対で、階層・ピラミッド型ではなくフラットな組織形態のことを指します。ティール組織は、しばしばこの「ホラクラシー」と混同されがちです。

ワルツでは、「ティール組織」という概念を実現するための具体的な方法として、「ホラクラシー」があると考えています。ホラクラシーでは、役割(ロール)を明確にし、その役割に対して人を割り当てていく考え方です。

また、例えば営業やクリエィティブ業務など、業務ごとに必要なロールを割り出し、円形の入れ子構造で管理していきます。

ティール組織とホラクラシーはとても親和性があり、しばしばティール組織とセットで説明されることも多くなっています。

 

株式会社ワルツが「ティール組織」を目指す理由

ここからは、株式会社ワルツが「ティール組織」を目指す理由について解説していきます。

 

「ピラミッド型」組織では限界がある

ワルツが「ティール組織」を目指す1番の理由は、アンバーやオレンジなど従来のピラミッド型・ヒエラルキー型組織では限界があると感じてたためです。

ピラミッド・ヒエラルキー型では、どんなに組織を大きくしたとしても、頂点は「自分」です。なにかの本で、「会社の器は起業する人間の器が反映される」という言葉を読んだことがあります。

従来のピラミッド型・ヒエラルキー型組織では確かにそうかもしれませんが、「ティール組織」であれば、自分(井上ちから)の器以上の会社や組織にできるのではないかという思いがあります。

 

「自分に依存しない」組織にできる

ワルツがやろうとしているティール組織では、ホラクラシーを導入する予定です。ホラクラシーは、ロール(役割)に主を置いており、そのロールに対して適切な人を割り当てていきます。

つまり、極端な話をすれば、発起人である自分(井上ちから)が居なくなったとしても、組織は存続していきます。将来的に会社や事業を継承していく際にも、ティールやホラクラシーは良いと考えています。

 

自分が頂点じゃないことを楽しみたい

このように、リーダーや社長といった概念をなくすティール組織・ホラクラシー組織は、従来のピラミッド型・ヒエラルキー型の組織に慣れきっている頭では、なかなか理解するのが難しいかもしれません。

しかし、ワルツでは敢えてこうした新しい組織形態に挑戦し、変化し続ける時代でも生き残っていける「生命体」のような組織を作りたいと考えています。そして、そのなかで自分(井上ちから)が頂点ではないことを、むしろ楽しみたいと思っています。

 

新事業の組織づくりをティール・ホラクラシーでチャレンジ中!

ここからは、ワルツがティール・ホラクラシーの概念で組織づくりをチャレンジしている事業についてご紹介していきます。

 

サービス名は「勝手にオウンドメディア」

ワルツの新事業「勝手にオウンドメディア」は、企業様のオウンドメディアにコンテンツ(ブログ記事)を作成させて頂くサービスです。

オウンドメディアのコンテンツは、社内に書く人が少なかったり、書くためのネタが無かったりと、なにかと滞ってしまいがちです。「勝手にオウンドメディア」は、企業様から実際に取材を行うなどして、その企業様の想いをコンテンツとして表現したり、アクセスアップに繋がるためのコンテンツを作成していきます。

 

興味ある人の参加を募集しています!

現在、「勝手にオウンドメディア」は、ティール・ホラクラシー組織で組織づくりをおこなっている最中です。

この記事でもご紹介した通り、ティール・ホラクラシー組織はまだまだあまり見ることが少ない新しい組織形態です。しかし、新しく分からない方法だからこそ、これまでのやり方では決して見ることができない景色が見れると信じています。

ワルツの「勝手にオウンドメディア」について、

「ライティングのロール(役割)ならできそう!」
「何ができるかわからないけど、とにかく参加してみたい!」
「勝手にオウンドメディアのサービスを受けてみたい!」

など、何かしら興味をもって頂けた方は、まずはワルツまでお気軽にお問い合わせください。

>>お問い合わせ | 株式会社ワルツ

2023.03.14