Facebook広告とは？

Facebook広告とは、Facebookのタイムライン上などに表示される広告のことを指します。Facebookのアカウントさえあれば広告を配信できるため、多くの企業で活用されています。

Facebook広告の最大の特徴は、Facebook上に登録されている性別や年齢、国籍、住所、興味対象などのデータごとにセグメントを分けて広告を配信できる点でしょう。ターゲットを詳細に設定できるので、より効果的な広告運用が可能になります。

 

フェイスブック広告のやり方・始め方

ここでは、フェイスブック広告の実際のやり方（始め方）をご紹介していきます。なお、ここではFacebookのアカウントを取得しており、かつFacebookページを開設していることを前提に話を進めていきます。

 

①キャンペーン作成

まず、Facebook広告のキャンペーンを作成していきます。

フェイスブック広告のキャンペーンは、以下の手順で作成することができます。

1. 1.Facebook画面から【広告マネージャ】をクリック
2. 2.【キャンペーン目的】を選択
3. 3.【コンバージョン】を選択
4. 4.【広告アカウントを設定】をクリック

※目的は、必要に応じて違うものを選んでも構いません。
※キャンペーン名は後からでも変更が可能です。

 

②広告セット作成

続いて広告セットを作成していきます。
広告セットには、以下の4つを設定していく必要があります。

 

Facebookピクセル（コンバージョンピクセル）の設定
コンバージョン（成約）が発生した際の、最適なコンバージョンタグを選択します。コンバージョンタグには、「登録を完了」「購入」「カートに追加」「ウォッシュリストに追加」などがあるため、自社サービスに適したタグを選びましょう。

 

オーディエンス（ターゲット）の設定
Facebook広告に登録されているユーザー情報から、ターゲット（セグメント）を細かく設定していきます。設定できるターゲット（セグメント）には、地域、年齢、性別、言語、趣味・関心などが存在します。

 

広告掲載箇所の設定
Facebook広告が掲載される箇所を、以下の3つから選択できます。（複数選択可）

• Facebook：Facebook上に広告が表示されます。
• オーディエンスネットワーク：Facebook内アプリの下部に表示されます。
• Instagram：Instagramに広告が表示されます。

 

予算・配信期間
Facebook広告の予算と配信期間を設定していきます。予算は1日ごとに金額を設定できるほか、掲載期間も自由に設定することができます。広告予算にあわせて設定していきましょう。

 

③広告作成

続いて、実際に配信する広告を作成していきます。広告は画像や動画、リンク先のURL、広告文を設定することで作成することができます。

 

④支払い方法設定

広告を作成後、「新しい支払い方法を追加」を選択してから、クレジットカードの情報を入力し【OKボタン】を押します。これで広告の作成はすべて完了しました。あとは、審査が終了し問題なければ広告を配信可能です。

 

Facebook広告の画像サイズと文字数

ここでは、広告フォーマット別に、Facebook広告の画像サイズと文字数をご紹介していきます。

 

画像広告

• 推奨画像サイズ:1,200×628ピクセル以上、アスペクト比：9:16～16:9
• 文字数（テキスト量）：125文字以内（リンク付きの場合、見出し25文字以内／リンク説明30文字以内）

動画広告

• アスペクト比：9:16～16:9
• 文字数（テキスト量）：125文字以内（リンク付きの場合、見出し25文字以内／リンク説明30文字以内）

 

フェイスブック広告でありがちな失敗事例

ここからは、Facebook広告でついやってしまいがちな失敗事例をご紹介していきます。

 

ターゲットを絞りすぎて広告の表示回数が少ない

Facebook広告は、地域や年齢、性別などで細かくターゲッティング（セグメント）を絞ることができます。これはフェイスブック広告の長所でもありますが、同時にターゲットを絞りすぎてしまい広告の表示回数が減り、コンバージョンに結びつきにくくなるといった失敗事例もあります。ターゲットを絞ることは大事ですが、成果と照らし合わせながら、適切に運用していきましょう。

 

広告をプレビューで確認していなかった

広告は配信前にプレビューで確認することができます。プレビューで確認しないまま配信すると、パソコンやスマートフォンからでは変な場所で改行が行われていた、などの失敗が起こりがちです。広告を配信する前に、必ずプレビュー画面で問題ないか確認するようにしましょう。

 

Instagram広告にも同時に出稿されていた

フェイスブック広告では、広告掲載箇所の設定でInstagramも選択することができます。もちろん、インスタグラムにも広告を配信したい場合は別ですが、フェイスブックのみに配信したい場合は、Instagramにチェックを入れないように注意しましょう。

 

企業ではなく個人のFacebookビジネスアカウントで出稿した

企業のアカウントではなく、うっかり個人のFacebookビジネスアカウントで出稿してしまう失敗も割とよくあります。フェイスブック広告を配信する際は、必ずアカウントを確認するようにしましょう。

 

企業のFacebookページのアカウント権限を持っていなかった

Facebook広告を配信する場合は、必ず企業のFacebookページのアカウント権限を保持している状態でなければ、配信することができませんので注意が必要です。

 

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この記事では、Facebook広告の概要や、やり方・始め方やについてご紹介してきました。

インターネット広告の中でも、ユーザー数が多く高い効果が見込めるFacebook広告は、始めたい企業も多いと思います。でも、この記事でご紹介した失敗事例のように、場合によってはうまく効果を上げられないといった事も考えられます。また、「実際の運用方法がよく分からない」「広告がうまく配信できない」といったことでお悩みの企業様もいるのではないでしょうか。

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