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メタバース広告とは?仮想空間に広告出稿するメリットや市場規模
広告豆知識
メタバース広告とは?
「メタバース広告」をご存じでしょうか?
「メタバース広告」とは、「メタバース」上に出稿する広告のことを指します。
メタバース広告について解説するまえに、「メタバース」について理解を深めておきましょう。
そもそも「メタバース」って何?
「メタバース」とは、簡単に言ってしまうとインターネット上につくられた三次元(3D)の「仮想空間」のことを指します。メタバースという言葉は、「超越(Meta)」と「世界(Universe)」の組み合わせた造語で、アメリカのSF小説内で登場したのが元と言われています。
メタバースの特徴としては、ユーザー(プレイヤー)が現実世界と同じように、「アバター(プレイヤーの分身)」を動かして活動できることが挙げられます。最近では、メタバースを活用して、メタバース内で会議などを行う企業も出始めています。
なお、「メタバース」は必ずしもVRやAR等に限定された仮想空間のことを指すのではなく、「どうぶつの森」や「マインクラフト」、「フォートナイト」などの人気ゲームも、「メタバース」の一種です。
メタバースと従来の「バーチャル空間」との違い
メタバースと従来の「バーチャル空間」との違いは、「人との交流」を主目的にしているかどうかです。従来の「バーチャル空間」は、“自分一人だけで楽しむ”といったものも存在していました。
メタバースは、これまでのバーチャル空間とは異なり、インターネットを活用した「人と人との交流が行える場」として誕生しました。ここが、メタバースとこれまでのバーチャル空間との大きな違いとなります。
主なメタバースの例
主なメタバースの例としては、以下が挙げられます。
- どうぶつの森
- マインクラフト
- フォートナイト
- Oasis TOKYO/Oasis KYOTO(メタバース都市)
- Horizon Workrooms(バーチャル作業空間)
- VARP(バーチャルパークシステム)
「メタバース広告」は、上記で挙げたようなメタバース内に、広告を出稿することを指します。
メタバース広告を出稿するメリット
ここからは、メタバース広告を出稿するメリットについてご紹介していきます。
没入感ある広告を打ち出せる
先ほども解説しましたが、メタバース内は現実世界と同じように、自由にアバターを動かして活動することができます。人によっては、現実世界よりもメタバース内の世界の方が身近に感じているかもしれません。
そのくらい没入感の強いメタバースですから、メタバース内に広告を出稿することで、ストーリー性が強く没入感のある広告を打ち出すことも可能になります。
先進的・革新的企業であることをPRできる
「メタバース広告」は新しい広告分野であり、「メタバースに広告を出稿している」というだけでも一定のニュース性があります。この状態は、メタバース広告が世間一般的に常識として定着するまで続くと考えられます。
したがって、「メタバース広告=新しい広告」という認識が世間にあるうちにメタバース広告を出稿することで、先進的・革新的な企業であることをアピールしやすくなります。
デジタル広告(VR広告・AR広告)を出稿している企業なら参入しやすい
すでにVR広告やAR広告などのデジタル広告を出稿している企業の場合は、そこで用いているノウハウをメタバース広告に使用することができるため、参入のハードルが低くなります。
メタバース広告の具体例・事例
ここからは、メタバース広告の具体例や事例についてご紹介していきます。
メタバース内の広告スペースに広告を出稿
もっともオーソドックスなメタバース広告として、「メタバース内に用意された広告スペースに出稿する」という方法があります。
たとえば、メタバース内のバーチャル作業空間で、ユーザーの行動履歴などに基づいたカスタマイズ広告が表示されるといったイメージです。
「デジタルヒューマン」を広告塔としてPR
続いて、メタバース内で話題となっている「デジタルヒューマン」を、広告塔としてPRする方法をご紹介します。
「デジタルヒューマン」とは、人間の容姿・表情に限りなく近づけた3Dアバターに、AIを組み合わせることでユーザーとの双方向コミュニケーションを可能にした存在のことを指します。
もともとはメタバースの案内人としての役割が期待されていたデジタルヒューマンですが、企業の受付やモデル、さらには広告塔としての活用も期待されています。
メタバース内で自社ショップをオープンして宣伝
メタバースによっては、メタバースの中に自社ショップをオープンし、自社の商品やサービスを提供・宣伝することも可能です。
メタバース内で自社ブランドを再現することができれば、メタバースを利用している世界中のユーザーに対して、自社ブランドを有効にPRすることが可能になります。
メタバース広告の将来的な市場規模は「900兆円」?!
この記事では、メタバースの概要やメタバース広告を出稿するメリット、具体例などについてご紹介してきました。
メタバース広告は将来性が抜群!
メタバース広告はまだまだ出稿している企業自体がほとんど少なく、これから成長・発展していく新しい分野です。アメリカでは、将来的にメタバース広告の市場は900兆円規模になると言われており、エンターテイメントの領域を中心に広がりを見せると考えられています。
まだまだ世間的に認知度が低い「メタバース広告」ですが、今のうちにしっかり理解しておくことで、将来的に意味があると思います。
テレビCMやラジオCM、インターネット広告など、既存の広告出稿についてのお問い合わせは、熊本県の広告代理店「株式会社ワルツ」まで、お気軽にお問い合わせください。
2022.11.23