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シネアド(映画館広告・映画CM)とは?出稿メリットや費用・料金例
広告豆知識
シネアド(映画館広告・映画CM)とは?
シネアドとは、「シネマ・アドバタイジング」の略語で、簡単に言うと映画館で流れるCMのことを指します。また、シネアドは映画館広告や映画CMなどとも呼ばれます。
シネアドが流れるのは映画本編の前
シネアドが流れるタイミングは、映画館で映画本編がはじまる前になります。具体的には、館内が暗くなり観客がスクリーンに注目し始めるタイミングで流れます。そのため、テレビCMなどにくらべてCMが注視されやすいといった効果が期待できます。
シネアドに広告を出すメリット
ここからは、シネアドに広告を出稿するメリットについて解説していきます。
視聴者が集中してCMを見る
先述の通り、シネアドのCMは、映画本編がはじまる前のタイミング(予告編の前)に流れます。そのため、視聴者は映画を見るつもりで画面に集中していますので、テレビで見る場合に比べて集中して見られる傾向にあります。
大画面でインパクトが強いので視聴者の印象に残りやすい
シネアドのCMは、映画館のスクリーンで流れます。テレビなどの媒体に比べて圧倒的に画面が大きいため、CMを大迫力で流すことができます。
また、シネアドの大スクリーンを活かしたCMを作成すれば、視聴者の記憶・印象に残りやすくすることも可能です。
幅広い地域に広告出稿が可能
シネアドは、熊本県をはじめ首都圏など幅広い地域で出稿することが可能です。そのため、商品・サービスのあわせて、PRする地域を選ぶことが可能です。
広告の出稿条件を細かく設定できる(ターゲットの絞り込み)
シネアドは、1つの映画館単位でもCMを流すことができます。また、上映作品よって大人向け、子供向けといった属性・嗜好性を細かくターゲティングすることが可能です。
たとえば子供向けの商品・サービスであれば、子どもの視聴者が多い映画でシネアドを流すといった手法が考えられます。
シネアドの2つの出稿方法
シネアドには2つの出稿方法が存在します。ここでは、それぞれの特徴をご紹介していきます。
シネアドスポット
シネアドスポットは、全国の映画館から、シネアドCMを流したい映画館を自由に選択できる出稿方法です。シネアドスポットの利点は、キャンペーンやCMを流すエリアを、予算やターゲットに応じて柔軟に選択できることです。
また、すべてのスクリーンでCMを流す「全スクリーン」のほかに、特定の映画にだけシネアドCMを流す「作品指定上映」を選択できます。このことで、より細かなターゲッティングが可能となります。
また、CM秒数も15秒、30秒、60秒以上と幅広く、CMを流す期間も1週間単位で自由に選ぶことができます。シネアドスポットは、シネアドレギュラーに比べてターゲットを細かく設定できたり、流すCMの長さを自由に選べたりするのがメリットだと言えます。
シネアドレギュラー
シネアドレギュラーは、継続的にCMを流して、多くの人にCMを見てもらいたい場合に有効な出稿方法です。
シネアドレギュラーには、CM秒数15秒のみ、期間6ヶ月以上、上映パターンは全スクリーンのみ、出稿できる映画館はシネアドレギュラー対象映画館のみといった制約がありますが、シネアドスポットに比べて安価な料金で映画館CMを流すことが可能です。シネアドレギュラーは、シネアドスポットよりもコスパが良いことがメリットだと言えるでしょう。
シネアドの費用・料金例
ここからは、シネアドの費用・料金例を解説していきます。
1つの映画館でシネアドレギュラーを流すなら6ヶ月で60万円程度
1つの映画館で15秒のシネアドレギュラーCMを出稿する場合、1ヶ月で約60万円が費用の相場となっています。
ただし、都道府県や出稿する映画館などによって費用は上下いたします。
同一県内で複数(5館)の映画館に出稿なら2週間で150万円程度
同一県内で複数(5館)の映画館に15秒のシネアドスポットを出稿する場合、2週間で約150万円が費用の相場となっています。
ただし、都道府県や出稿する映画館のスクリーン数・座席数などによって費用は上下いたします。
3大都市でシネアドを流すなら2週間で500万円程度
3大都市(東京および首都圏・名古屋・大阪および関西圏)の映画館20館で30秒のシネアドスポットを出稿する場合、2週間で約500万円が費用の相場となっています。
ただし、出稿する映画館の数や、スクリーン数・座席数などによって費用は上下いたします。
全国の映画館でシネアドを流すなら2週間で1,500万円程度
全国の映画館70館ほどで、30秒のシネアドスポットを出稿する場合、2週間で約1,500万円が費用の相場となっています。
ただし、出稿する映画館の数や、スクリーン数・座席数などによって費用は上下いたします。
シネアドはブランディング広告などに効果的!
シネアドCMは、テレビCMなどに比べて、
- 視聴者が集中して見てくれる
- 大画面・大迫力で印象に残りやすい
- ターゲットの細かい設定が可能
といったメリットがあります。
シネアドは、ブランディングを進めていきたい企業にとって、相性が良い広告媒体であると言えます。たとえば、実際にあったシネアドで言うと、新型スポーツカーが疾走する45秒CMをシネアドで流し、ブランディングと試乗会への案内を同時に行うといった事例があります。
シネアドでブランディングを有効に行うためには、テレビCMとは違った切り口で、企業やブランドの良さを引き込まれるように表現することが重要かもしれません。
熊本県でシネアドの出稿をお考えの方は、ワルツまでご相談ください。
2021.04.24