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リーフレット・チラシとの違いは?パンフレットの作り方やメリット
広告豆知識
目次
パンフレットとは?
パンフレットとは、仮とじの5ページ以上の小冊子のことを指します。ここでいう仮とじとは、製本されていない状態、つまり装丁やハードカバーがついていない状態をいいます。
パンフレットには、両面印刷で複数回折りたたむタイプや、折り目を綴じて簡易的な本のようにするタイプなどがあります。
パンフレットは、広告などとは異なり、長く読まれることを前提に制作されているため、企業紹介や学校紹介、サービス紹介など、ある程度のボリュームの情報を記載するのに適しています。
パンフレットとリーフレットとの違い
パンフレットと似たものにリーフレットがあります。リーフレットとは1枚の紙に情報を印刷したもので、2つ折りや3つ折りなどにして使用します。
パンフレットが複数枚を使用した小冊子なのに対し、リーフレットは1枚を折り曲げたものという違いがあります。また、多くの紙を使用するパンフレットのほうが、たくさんの情報を入れ込むことができます。
よく目にするリーフレットの活用方法としては、店舗への地図やショッピングモール・テーマパークの案内図、簡易的な店舗・サービス紹介などが挙げられます。
パンフレットとチラシの違い
チラシは、リーフレットと同じく1枚の紙で構成されており、基本的に折り曲げずに使用します。
パンフレットとチラシの違いは、リーフレットと同じく使用する枚数の違いと、入れ込める情報量がパンフレットのほうが多いという点です。また、チラシは折り曲げずに表現する必要があるため、1枚の紙面の中に上手に情報を入れていく技術も必要となります。
パンフレットを制作するメリット
ここからは、パンフレットを制作するメリットについてご紹介していきます。
サービス内容をコンパクトにまとめられる
5ページ以上の枚数から作成するパンフレットは、サービスの内容をコンパクトにまとめて、ユーザー・お客様に伝えることができます。
例えば会社案内のパンフレットであれば、サービス内容や会社の規模や特徴など、ユーザーが求めている情報をコンパクトにまとめることができるので、「いちいちホームページを検索する手間が省ける」といった利便性をユーザーにもたらすことができます。
また、カタログほど費用をかけずに制作することができるので、コスト面のハードルも低いのもメリットのひとつです。
興味がない層にも訴求できる
パンフレットは基本的に配布することを前提に作成されます。そのため、たとえば会社案内のパンフレットなら、自社に興味がなくてもパンフレットがあればとりあえず目を通す人が多いと考えられます。
これは、自分から検索しないとたどり着かないホームページにくらべても強みとなります。そのため、パンフレットで新規ユーザーの開拓・興味喚起を行い、WEBサイトに誘導するといった戦略もとることができます。
伝える情報の順序を企業側が決められる
ホームページなどは、ユーザーが興味ある情報のみ読まれる傾向にありますが、パンフレットではユーザーが読む情報の順番を、パンフレットの製作者側が決めることができます。
たとえば会社案内のパンフレットであれば、はじめに会社の変遷・歩みを紹介してから、自社の強みを解説し、これからのビジョンへ進んでいく、といった順番で情報を伝えることができます。
情報を意図した流れで伝えられるということは、より会社やサービスを深く知ってもらえたり、ユーザーに誤解を抱かれにくくできたりするといったメリットがあります。
パンフレットの作り方手順
ここからは、パンフレットを制作する手順についてご紹介していきます。
①企画の立案
はじめに企画の立案を行います。
企画立案では、ロゴや会社・商品の写真、商品の場合は価格やその他の詳細情報(商品スペックや会社概要など)など必ず掲載するべき情報を中心として、「何の情報を載せるか」を考えていきます。
また、パンフレットの「どこに載せるか」まで考えて、なんとなく完成後のパンフレットの姿をイメージできるくらいまで企画を練っておくと、さらに良いでしょう。
②ラフレイアウトを考える
続いて、企画立案で考えた掲載したい情報を、パンフレットの「どこに載せるか」を考えていきます。
ここで重要となるのは、パンフレットの折り方です。パンフレットの主な折り方には、以下の種類があります。
- センター2つ折
- 巻3つ折
- 観音折
- Z折
- 外4つ折(W折)
- 巻4つ折
上記でご紹介したような折り方のなかからどれにするかを選び、さらに情報をどこに掲載すればユーザーが見やすいか、写真はどこに配置するかなどを考えていくのが「ラフレイアウト」の作業です。
ラフレイアウトを考えていくうえで重要なのが、「ユーザー目線にたって」見やすいかどうかを判断していくことなので、その点に注意して進めていきましょう。
③実寸サンプルを作る
続いて実寸サンプルを作っていきます。実寸サンプルでは、②のラフレイアウトの工程で考えた構成で読みやすいかどうかなどを主に判断していきます。
実寸サンプルで問題があれば再びラフレイアウトに修正・反映していきます。
④印刷用データを作る
ラフレイアウトが完成したら、印刷用のレイアウトデータを作成して印刷会社へ入稿します。レイアウトデータは、写真や原稿をそろえて、イラストレーターなどのグラフィックソフトやDTPソフトで作成していきます。
印刷用データは、デザイナーに依頼するのが一般的です。社内にデザイナーがいなければ、社外にのデザイナーに依頼すると良いでしょう。
印刷データが完成したら、印刷会社に入稿すればパンフレット作りは完了です。
パンフレットは優秀な営業ツール!
現在の企業の営業ツールといえば、ホームページやSNSなどのWEB媒体が主流と思われがちです。しかし、パンフレットなどのアナログ媒体も、使い方によってはWEB媒体以上の効果を発揮する場面もあります。
「パンフレットなんて必要ないだろう」と切り捨てるのではなく、飛び込み営業の営業ツールなどとして、適材適所で活用していくことが大切です。
もし、パンフレットを活用していきたいけれど、自社で作り方がわからない熊本県の企業様がいらっしゃいましたら、多数のパンフレット制作実績がある熊本県の広告代理店「ワルツ」までお問い合わせください。
2021.05.25