ブログ
企業のPRにはどっちが大事?ワルツが考える広報と広告の違い
広告豆知識
目次
広報と広告の違い
はじめに、「広報」と「広告」の違いについて解説していきます。
広報=企業からのお報せ/無料
広報とは、「企業からのお報せ」のことを指します。お報せする内容は、企業の事業内容や活動内容で、特にニュース性がある話題をプレスリリースなどの広報で発表するのが一般的です。
広報の具体例には、プレスリリースや記者発表、取材対応、自社イベントの実施、オウンドメディアの制作などがあります。また、広報は広告と違い基本的に無料(広告費が無料)で行える代わりに、掲載の有無はメディア側が判断します。
広告=販促のためのツール/有料
広告とは、「商品やサービスの販促」を目的として、有料媒体を使用した宣伝を行うことを指します。
ここでいう有料媒体とは、テレビや新聞、ラジオ、雑誌、インターネットなどがあります。広告の掲載費用は、媒体などによって異なります。
広告と広報との一番の違いは、広告の目的が「商品やサービスの販促」なのに対し、広報の目的が「企業からのお報せを伝える」ことにあります。
広報と広告それぞれのメリット・デメリット
ここからは、広報と広告それぞれのメリット・デメリットをご紹介していきます。
広報のメリット・デメリット
広報のメリット・デメリットは以下のとおりです。
●広報のメリット
- 基本的に広告費無料で行える(制作費等は除く)
- 広告費をかけずに商品や企業のPRができる(広告費の削減)
- ブランドイメージの向上につながる
- オウンドメディアを構築すれば継続的な集客にも繋がる(企業の資産になる)
●広報のデメリット
- あくまでもお報せが目的なので、広告ほど商品のPR効果はない
- プレスリリースの場合、掲載の有無はメディア側の判断になる(希望のメディアに掲載されない場合もある)
- メディアに掲載されたとしても、自社の思惑どおりにメディアに掲載されるとは限らない
- オウンドメディアを構築した場合、効果が表れるまでに時間がかかる
広告のメリット・デメリット
広告のメリット・デメリットは以下のとおりです。
●広告のメリット
- 短期間で大量のリーチを獲得できる
- 企業が意図した形で、商品・サービスのPRが行える
- テレビCMなどを活用すれば、非常に広いターゲットに対して商品をPRできる
- インターネット広告などであれば、特定のターゲットに対して商品を訴求できる
●広告のデメリット
- 広告費用がかかる(広告費用は媒体によって異なる)
- 思い通りの効果が得られるとは限らない
- 広告は基本的に掛け捨てなので、企業の資産にはならない
ワルツが考える「広報」が向いている企業の特徴
ここからは、ワルツが考える「広報」が向いている企業の特徴をご紹介します。
BtoB企業
企業間取引がメインの「BtoB(B2B)企業」は、基本的に広報が向いていると、ワルツでは考えています。
広告は基本的にBtoC企業向けなので、BtoB企業が広告を出したとしてもあまり購入には繋がらないのが理由の1つです。
もう1つの理由は、BtoB企業のお客様は基本的にプル型で、インターネットなどで検索を行ってお問い合わせをしてくるケースが多いです。そのため、広報のなかのプレスリリースやオウンドメディアなどを用意しておくことで、新たな購買に繋がると考えられます。
「伝わりにくいサービス」を販売する企業
その他にも、明確な商品がなく、「伝わりにくいサービス」を販売する企業も、企業の活動内容をお報せする「広報」が向いていると、ワルツでは考えています。
広報では、プレスリリースや自社オウンドメディアのブログ記事などを通じて、自社の具体的な活動内容や想いなどを発信することができます。
そのため、広告など「パッと見」しただけでは良さが伝わらないサービスなどは、じっくりと腰をすえて発信をする「広報」のほうが、お客様に対して魅力を訴求できると考えられます。
具体的には、コンサルティング企業など、商品・サービスではなくコミュニケーションが主体となるような企業は、ストーリーや背景を伝えることができる広報が向いていると思います。
ワルツは「広報」も大切にしています
この記事では、熊本県の広告代理店「株式会社ワルツ」が考える「広報」と「広告」の違いや、広報に向いている企業の特徴をご紹介してきました。
広告代理店であるワルツは、「広告」はもちろんですが、「広報」も大切にしています。その理由は、「広報」のもつ特徴やメリットが、ワルツの考え方に非常にマッチしているからです。
ワルツは広告代理店ではありますが、「広告で消費者を煽って販促する」といったやり方はしたくないと考えています。ワルツがやりたいことは、「人の想いを広げる」ことです。その実現の方法として、企業の資産として積み上がっていく「広報」も大切にしていこうと考えています。
広告と広報のバランスが大事
大切なことは、広告と広報どちらか一方ではなく、バランスよく活用していくことだと思います。
企業様ごとに事業が違えば、当然ですが課題も異なり、最適なPR方法が異なります。ワルツでは、ヒヤリング等を重ねて企業様の事業や課題を深く知り、企業様ごとに最適なPRプランをご提案させて頂いております。
たとえば具体的な商品を売られている会社様であれば広告をメインに行ってきますし、コンサルティング企業などモノがないサービスを販売している企業であれば広報を中心にご提案するかもしれません。どんな場合でも、広告と広報どちらから一方ではなく、ハイブリッドで活用していくことが大切だと考えています。
ワルツが行っている広報サポートサービスについては、以下の記事をご覧ください。
>>集客できるサイトに育てる!ブログ代行サービスの特徴やメリット | 株式会社ワルツ
>>ワルツのYouTubeチャンネル「井上ちからの聞くチカラ」の魅力を大公開! | 株式会社ワルツ
また、広告についての実績は以下をご覧ください。
広報・広告についてのご相談は、ワルツまでお気軽にお問い合わせください。
2022.04.14