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ターゲット別!インターネット広告の種類とメリット・デメリット
広告豆知識
目次
ターゲット別!主要なインターネット広告の種類
商品をほぼ知らない「低関心層」向けインターネット広告
「低関心層」とは、広告をかけたい商品やサービスに対する知識がほとんど無く、また関心もない人のことを指します。基本的にはこの「低関心層」の人が一番人数としては多くなるので、ここから新たな顧客へ繋げていくのが、ユーザー数を増やす上では重要になります。
こういった「低関心層」の人々に向けたインターネット広告には、「純広告」や「動画広告」など、不特定多数の人に向けた広告が向いています。
動画広告
動画広告は、YouTubeなどの動画の中で再生される広告で、「低関心層」向けには最もオススメの広告です。動画がはじまる前に流れる「インストリーム広告」や、検索結果画面に表示される「インサーチ広告」などいくつかの種類が存在します。
・動画広告のメリット:動画のため商品やサービスの魅力を訴求しやすい、視聴時間や視聴ユーザーの測定ができる、出稿・停止を自由なタイミングで行える。
・動画広告のデメリット:顧客に必ずしも見られるとは限らない、最初の5秒で視聴者に関心を持たれないとスキップされる可能性が高い。
純広告
純広告は、サイト内で決められた広告枠に、バナー画像や動画などの広告を掲載することを指します。純広告は古くからあるインターネット広告のひとつで、「Yahoo! JAPAN」のトップページなどに掲載されているのも純広告です。
・純広告のメリット:不特定多数の人が見るため、「低関心層」へのアピールに繋がる。
・純広告のデメリット:インターネット広告の中では高価。また、効果が出る出ないに関わらず費用が発生する。
商品を潜在的に知っている「潜在層」向けインターネット広告
「潜在層」とは、その商品やサービスのCMを見たことがあったり、純広告や動画広告で見かけたことがある人のことを指します。「潜在層」の人たちは、その商品やサービスのことを潜在的には知っていますが、まだ検索や購入など具体的にアプローチには至っていません。
こうした「潜在層」の人々に向けたインターネット広告には、「ディスプレイネットワーク広告」や「アフィリエイト広告」などがあります。
ディスプレイネットワーク広告
ディスプレイネットワーク(DSP)広告は、DSP広告枠を契約している様々なサイト内に、バナー広告を掲載する広告です。
・DSP広告のメリット:効果的な広告を自動で配信できる。
・DSP広告のデメリット:利用料が必要、運用に手間がかかる。
アフィリエイト広告
「成果報酬型広告」とも呼ばれ、実際に商品やサービスが売れた数に応じて費用が発生します。ASPと契約を結び、商品1件あたりの成果報酬を決定することで、アフィリエイターに商品を売って貰うことができます。
・アフィリエイト広告のメリット:成果が出た分だけ費用が発生するのでリスクが少ない、成果報酬を自由に設定できる、売るための工夫はアフィリエイターがしてくれるので手間がかからない。
・アフィリエイト広告のデメリット:初期費用や月額固定費が発生、成果報酬が低いと成果が上がりにくい、効果は中長期的に発生。
ソーシャルメディア広告
TwitterやFacebookといったSNSに広告を出稿する手法です。
・SNS広告のメリット:ユーザーに興味を持たれれば拡散される、比較的安価に配信できる。
・SNS広告のデメリット:ユーザーに興味を持たれないと効果が出ないため、広告運用に知識や技術、時間が必要。
商品を知っている「顕在層」向けインターネット広告
「顕在層」とは、その商品やサービスのことを知っており、具体的に興味を持っている人のことを指します。こうした「顕在層」のコンバージョン率は非常に高く、インターネット広告も「リスティング広告」など具体的な購入を促す広告が効果的です。
リスティング広告
Googleなどの検索エンジンの検索結果に表示される広告です。
・リスティング広告のメリット:狙ったキーワードに広告を出せるので効果を上げやすい、SEO対策を行うより即効性がある、効果の分析が行える。
・リスティング広告のデメリット:運用が大変なのでコストがかかる。
リマーケティング広告
リマーケティング広告は、サイトに訪問したが購入に至らなかった人に対し配信される広告で、リスティング広告と組み合わせて運用されるのが一般的です。
・リマーケティング広告のメリット:見込み客への再アプリーチにより購入されやすい、検討期間が長い商品などに有効。
・リマーケティング広告のデメリット:低関心層や潜在層には向いていない、運用が難しい、緊急性が強い商品・サービスとは相性が悪い。
商品を利用したことがある「顧客層」向けインターネット広告
「顧客層」とは、その商品やサービスを既に使用していたり、過去に使用していたことがある人のことを指します。こうした「顧客層」の人々に対しては、リピート購入を促す「リマーケティング広告」などが有効です。
リマーケティング広告
リマーケティング広告は、サイトに訪問したが購入に至らなかった人に対し配信される広告で、リスティング広告と組み合わせて運用されるのが一般的です。
・リマーケティング広告のメリット:見込み客への再アプリーチにより購入されやすい、検討期間が長い商品などに有効。
・リマーケティング広告のデメリット:低関心層や潜在層には向いていない、運用が難しい、緊急性が強い商品・サービスとは相性が悪い。
メール広告
ユーザーに対して広告メールを送る手法です。
・メール広告のメリット:スマホなどでも閲覧できる、チェックされやすい。
・メール広告のデメリット:メールが開かれない、他のネット広告よりクリック率が悪い。
ターゲットに最適なインターネット広告を選ぼう!
以上のように、インターネット広告には様々な種類があり、訴求したいターゲットごとに最適な広告も変わります。熊本でインターネット広告を出したいとお考えなら、インターネット広告の運用経験も豊富な「ワルツ」までご相談ください。
お問い合わせ | 株式会社ワルツ
2019.07.14