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株式会社ワルツ代表「井上ちから」の半生を振り返る!/ワルツ独立~今後の展望編
広告豆知識
目次
前回までのふり返り
前回までの記事では、ワルツ代表「井上ちから」について、生い立ちから大学卒業、オハヨー乳業時代、コーチング~熊本移住、熊本の広告代理店~独立決意までをふり返りました。
前回まで記事は、以下のリンクからご覧いただけます。
>>株式会社ワルツ代表「井上ちから」の半生を振り返る!/生い立ち~大学編 | 株式会社ワルツ
>>株式会社ワルツ代表「井上ちから」の半生を振り返る!/オハヨー乳業編
>>株式会社ワルツ代表「井上ちから」の半生を振り返る!/コーチング~熊本移住編
>>株式会社ワルツ代表「井上ちから」の半生を振り返る!/熊本の広告代理店~独立決意編
最終回となる今回の記事では、「井上ちから」が株式会社ワルツを立ち上げる際の様子や、会社経営で学んだこと、今後の展望などについて掘り下げてご紹介していきます。
2018年8月「株式会社ワルツ」を設立
6年間勤めた熊本の広告代理店を退職後、2018年8月に「株式会社ワルツ」を設立しました。
「ワルツ」の社名の由来
「ワルツ」という社名の由来は、3拍子の優雅な踊り“ワルツ”から来ています。自分で考えた訳ではなく、熊本で最も尊敬するデザイナーさんにお願いしました。
なぜワルツになったのかというと、「相手に合わせて踊ることが得意」、「3拍子のリズム感が井上さんっぽい」という理由からご提案をいただきました。
社名の提案をいただいてすぐは、「3拍子のリズム感が井上さんっぽい」ということに、井上本人はあまりピンときていなかったそうです。しかし、こういうことは他人のほうがよく見えているものなので、徐々に「あぁ、その通りだなあ」と思えるようになってきました。
今では「ワルツ」という社名がしっくりきていて、「お客様に合わせて踊る」ことを意識して、日々ご提案を頑張っています。
ワルツで初挑戦した“経営”
ここからは、「株式会社ワルツ」を設立後に初挑戦した“経営”について触れていきます。
独立後の経営は順調だった
熊本の広告代理店時代のお客様がベースとしていてくれたこともあり、初挑戦だった独立後の経営は意外にも順調でした。
また、既存のお客様に加えて、独立したということで知り合いのデザイナーやライターさんたちから新規のお客様をご紹介いただけたので、徐々に案件も増えていきました。
目標を見失ってしまった時期もあった
経営自体は順調にいっていましたが、眼の前のお客様にコツコツとご提案するなかで、目標を見失ってしまった時期もありました。
それは、独立したことで「ゴールに着いてしまった」気分でした。2018年~2019年頃は、自分がこれからどこへ向かえば良いのか、迷子になってしまったような時期でした。
よりお客さんに寄り添いたい想いが強くなった
そういうしているうちに、2019年末からコロナになり、Web関連の案件が忙しくなってきました。
そんななかで開始した「ブログ」作成代行サービスなどもあり、「お客様に寄り添いたい」という想いに立ち返ることができました。
そこでようやく独立後の迷子のような状態から脱却し、「経営者さんに寄り添ったサービスを提供していこう!」という思いで今も頑張っています。
独立して井上が思ったこと
ここからは、独立をして井上が感じたことについてご紹介していきます。
「税金」についてしっかり向き合うことができた
まずは、これまでよりも「税金」についてしっかり向き合うことができました。
サラリーマンをやっていた頃は、源泉徴収だったので「自分が税金を払っている」という感覚はあまりありませんでした。実際、サラリーマンをやっている方の多くも、同じ感覚だと思います。
いざ経営者になってみると、「自分の稼ぎから税金を払っている」という感覚がより強くなります。また、経費がどれだけかかるかや、経費になるものならないものなど、初めて知ることがたくさんありました。
そのなかで、「出た利益は来季の投資に回そう」という決断をしたり、ブログなど苦しくても続けていかないといけないものについても、自分の体験として獲得することができました。
サラリーマンの頃より「生きてる感覚」を強く感じた
以前の記事にも書きましたが、サラリーマンの頃は「会社に守ってもらえる」という感覚が強くありました。
しかし、独立して経営者になったことで、守ってくれるものは何もありません。その代わり、より「生きてる感覚」を強く感じるようになりました。
そして、広告などに出資する経営者のお客様と、本当の意味で「同じ立ち位置」になれたことを強く感じながら、日々ご提案をしています。
今後は広告から「広報」へ
株式会社ワルツが今後目指していく1つの方向として、広告から「広報」へのシフトがあります。
広告が“掛け捨て”であることに疑問を抱いていた
ワルツ代表の「井上ちから」は、熊本の広告代理店に所属していた頃から、広告が効果の有無に関わらず、その場限りの“掛け捨て”であることに疑問を抱いていました。
もちろん、ピンポイントで情報を届けるには広告は有効なポイントなのですが、本当に情報を届けようと思うと継続的な発信が必要なので、費用もその分かかってしまいます。
そんななか、ワルツのホームページで始めた「ブログ」が、1つの転換点になりました。
きっかけはワルツで始めたブログ
ワルツで本格的なブログを開始したのは、2019年5月末の頃でした。Webライティングを専門としているライターの方にお願いすることで、費用はかかりますが良質な記事が毎月できあがるようになりました。
そこからワルツ意外のお客様にもブログをご提案するようになり、井上自身もブログに対する考えが変わってきたことを感じるようになりました。
ブログは経営者の想いを表現するのに適していた
元々、ブログは単なるSEOだと思っていたのですが、ブログを続けていくうちに、「経営者の想いなどを表現するのにとても適している」ということに思い至りました。
さらに、何年もブログサービスを続けていると、1~2年前の記事を読んでお問い合わせを貰うといったケースも経験するようになりました。
これは、広告のように“掛け捨て”ではなく、蓄積されていく「ブログ」という広報コンテンツの強みだなと感じました。
そのとき、「お客様の想いを広げるのに適しているのが“広報”である」という想いが、井上のなかで確信に変わっていきました。
日本初の「広報代理店」プロジェクトを始動!
「ブログ」の作成代行サービスを開始後、そこから派生する形で、プレスリリース代行やお客様の声の取材代行、SNSの運用代行なども開始するようになりました。
そういった広報に関する色々な経験が重なり、2023年には日本初の「広報代理店」というプロジェクトも立ち上げました。まだWebサイトは完成していませんが、すでにお客様も1社ご契約を頂いております。
もちろん、商品やサービス、目的によっては「広告」も有効なことは間違いありません。広告もこれまで通り大切にしつつ、これからは「広報」の良さをもっとたくさんの人に広めていきたいと思っています。
ワルツ(井上ちから)としては企業様の「壁打ち相手」になりたい
ワルツ(井上ちから)としては、今後は企業様の「壁打ち相手」になりたいと思っています。
「壁打ち相手」とは?
「壁打ち相手」とは、経営者さんや担当者さんからお話を聞いて、こちらかの質問を投げかける役割のことを指します。「壁打ち相手」がいることで、結果的に考えていることが整理されます。
また、井上の場合は引き出すだけではなく、議事録やスケジュールに落とし込む作業も行います。これにより、外部マネージャーのような立場で、その企業様に関わることができます。
実際、現在も福岡の企業様の「壁打ち相手」として、隔週でWeb会議に参加させて頂いています。
「インタビュー」や「コーチング」のスキルを活かしたい
井上ちからが得意なこととして、「インタビュー」や「コーチング」があります。
こうした「相手のお話を聞いて、引き出すチカラ」を活かして、今とは違う形で企業様のお役に立っていきたいという想いを強く抱いています。
なお、井上ちからのYouTubeチャンネルでは、さまざまな経営者さんにインタビューを行って、創業時のお話や、集客をどのように行っているのか等を伺っています。YouTubeチャンネルは井上のライフワークの1つですが、井上自身も非常に勉強になっています。
井上ちからのYouTubeチャンネルは、以下のリンクからご覧いただけます。
「壁打ち相手」をお探しの企業様はホームページからお問い合わせください
このように、ワルツ(井上ちから)はこれから企業様の「壁打ち相手」としての取り組みを強化しようと考えています。
「壁打ち相手」をお探しの企業様は、ぜひワルツのホームページからお問い合わせください。
これからも、お客様と“ワルツ”を踊っていきます
この記事では、ワルツ代表の「井上ちから」の半生を、全5回に渡って振り返ってきました。
ワルツでは、これからもお客様が心地よくダンスを踊れるように、お客様に合わせたステップを刻んでいきたいと思っています。
これからは、「広報」に重きを置きつつも、広告もバランス良く活用して、お客様にとって最適な「想いを広げるご提案」をさせていただきます。
今後も、挑戦し続ける株式会社ワルツと井上ちからを、どうぞよろしくお願いいたします。
広報・広告に関するご相談や、「壁打ち相手」を探している企業様は、株式会社ワルツまでお気軽にお問い合わせください。
2023.08.23