ブログ

大企業・中小企業別で見る企業YouTubeチャンネルの成功事例

広告豆知識

そもそも企業YouTubeチャンネルとは?


企業YouTubeチャンネルとは、企業が動画投稿サイト「YouTube(ユーチューブ)」に開設するチャンネルのことを指します。

企業YouTubeチャンネルを作成することで、YouTubeをよく見る若年層に対して効果的にアプローチできたり、ユーザーへの情報提供の質を高めたりすることができます。

企業YouTubeチャンネルについて詳しくは、以下の記事をご覧ください。

>>企業YouTubeチャンネルとは?開設メリットや作成手順 | 株式会社ワルツ

>>KPIが重要?企業YouTubeチャンネルを継続するコツ | 株式会社ワルツ

>>必見!企業YouTubeチャンネルの登録者を増やす方法10選 | 株式会社ワルツ

 

なぜ成功事例を参考にするのが大事なの?

ここでは、企業YouTubeチャンネルの成功事例を参考にするとどういったメリットがあるのかを解説していきます。

 

成功の要因を分析して自社のチャンネルに活かせる

まず、成功しているチャンネルの事例を分析することで、そのチャンネルが「なぜ成功したのか」が分かります。

成功した理由を分析した上で、自社で運営する企業YouTubeチャンネルに取り入れられるものは取り入れていくことで、成功に近づけることができます。

 

同業種の場合、企画や手法を参考にできる

また、同業種で自社より先に企業YouTubeチャンネルを運営しており、そこそこのチャンネル登録者数や再生数を稼いでいる場合、そのチャンネルで行っている企画や手法を参考にしてみるのも良いでしょう。

業種が近いほど、企業YouTubeチャンネルで使えるアイデアも多いはずです。

 

大企業のYouTubeチャンネル成功事例3選

ここでは、大企業のYouTubeチャンネルの成功事例をご紹介していきます。

 

トヨタ

トヨタはYouTubeチャンネルを2つ持っており、ひとつは製品紹介が中心の「トヨタチャンネル」、もうひとつはテレビCMとメディアミックスもしている「トヨタイムズ」です。

2020年12月13日時点でのチャンネル登録者数ですが、「トヨタチャンネル」が23.1万人、「トヨタイムズ」が14.6万人となっています。また、総視聴回数は「トヨタチャンネル」が178,386,110回、「トヨタイムズ」が67,087,968回となっています。

2011/12/28に開設された「トヨタチャンネル」に対して、2018/12/25に登録された「トヨタイムズ」がチャンネル登録者数を伸ばしている背景には、俳優の香川照之さんを起用したテレビCMとのメディアミックスが要因として挙げられます。

有名人の起用やテレビCMとのメディアミックスは、資金が豊富な大企業だからこそできる戦略と言えるでしょう。

 

日産自動車株式会社

同じく自動車会社である日産自動車株式会社が運営する企業YouTubeチャンネルは、2020年12月13日時点でチャンネル登録者数19.2万人、総視聴回数が182,660,367回となっています。

基本的にはトヨタと同じように自社のテレビCMや製品紹介の動画が多いですが、動物が描いたコースをプロのドライバーが走行する動画が250万回再生されるなど面白い企画の動画も目立っています。

 

Coke ON(コークオン)

Coke ON(コークオン)は、日本コカ・コーラ株式会社の自動販売機連動アプリです。こちらはコークオン自体の企業YouTubeチャンネルで成功したわけではありませんが、人気YouTuberとコラボすることで知名度をアップさせた事例として紹介します。

Coke ON(コークオン)は、「HIKAKIN」や「はじめしゃちょー」といった有名YouTuberとコラボすることで、アプリのダウンロードランキングが10位以内にまでアップしました。ただし、有名YouTuberとコラボする場合、一件につき数百万円単位で費用が必要となります。資金に余裕がある場合は、有名YouTuberとのコラボも検討してみてはいかがでしょうか。

 

中小企業のYouTubeチャンネル成功事例3選

続いて、中小企業のYouTubeチャンネルの成功事例をご紹介していきます。

 

北欧、暮らしの道具店

「北欧、暮らしの道具店」は、「フィットする暮らし、つくろう」というコンセプトのもと、生活道具やファッション小物、洋服を販売しているECサイトで、同じ名前の企業YouTubeチャンネルを運営しています。

2011/10/02にチャンネル登録された「北欧、暮らしの道具店」は、2020年12月13日時点でチャンネル登録者数37.7万人万人、総視聴回数が44,989,145回で、中小企業の企業YouTubeチャンネルながら大企業をしのぐほどの人気をほこっています。

自社製品を直接紹介するのではなく、ドラマ形式にするなどして、ユーザーの興味を惹いているのが最大の特徴と言えます。ドラマ以外では、モーニングルーティーン、ルームツアー、暮らしのvlogなど人気コーナーが多数存在しています。

企業YouTubeチャンネルをはじめたばかりでここまで力を入れるのはなかなか難しいかもしれませんが、チャンネル登録者数を増やすためのヒントは多く眠っていると思います。

 

ぷりんと楽譜

「ぷりんと楽譜」は、株式会社ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングスが運営する楽譜通販サイトで、企業YouTubeチャンネル名は「PRINTGAKUFU」です。2008/12/09に開設され、2020年12月13日時点でチャンネル登録者数8.55万人、総視聴回数187,707,750回となっています。

「ぷりんと楽譜」の企業YouTubeチャンネルが優れている点は、自社製品である楽譜を、実際にピアノで弾いて配信している点です。通常、自社製品のユーチューブ動画はユーザーから敬遠されがちですが、「ぷりんと楽譜」の場合は視聴しているユーザー側も楽しく見ることができ、そのまま製品の購入にもつながるというわけです。

ただし、楽譜というやや特殊な商品だったからこそできるアイデアとも言えるので、全ての企業がそのまま活用できるわけではありませんが、それでも「自社商品をいかに魅力的にみせるか?」という点で参考になるでしょう。

 

片付けトントン

「片付けトントン」は、株式会社中西が運営する片付け代行サービスWEBサイトで、企業YouTubeチャンネルも同名です。2015/08/10に開設された「片付けトントン」の企業YouTubeチャンネルは、2020年12月13日時点でチャンネル登録者数23万人、総視聴回数64,920,435回となっています。

「見るとスッキリする」「思わず片付けたくなっちゃう」をコンセプトに、お客様のお家での片付けの様子や、片付けのドキュメンタリー、家庭で使える整理収納術や掃除のコツなどの動画コンテンツを配信しています。こうした動画が話題を呼び、中小企業ながら多くのチャンネル登録者をかかえるチャンネルとなりました。

「片付けトントン」の成功事例から学べることは、「ユーザーが自社のサービスを通じてどんなベネフィット(利益)を受けることができるか?」を徹底的に考え抜くという点でしょう。「片付けトントン」の場合、「見るとスッキリする」「思わず片付けたくなっちゃう」というベネフィットを見出し、動画として配信することで成功したのです。

 

企業YouTubeチャンネルのことなら「ワルツ」へ

この記事では、企業YouTubeチャンネルを運営するさいに参考となる、企業YouTubeチャンネルの成功事例をご紹介しました。

大企業の事例と中小企業の事例をそれぞれ3つずつ紹介しましたが、アイデア次第では中小企業であっても大企業のYouTubeチャンネルに負けないチャンネル登録者数や再生数を稼げることがご理解いただけたのではないでしょうか。

熊本県の広告代理店「株式会社ワルツ」でも、企業YouTubeチャンネルを運営しております。主に各業界で活躍されている方々に、ワルツの代表取締役である井上ちからがインタビューするチャンネルとなっております。

ご興味のある方は、以下のリンクよりチャンネル登録をお願いいたします。

>>ワルツのインタビューチャンネル

また、これから企業YouTubeチャンネルを開設しようとしているが、やり方がよくわからない等でお悩みの方は、ぜひワルツまでお問い合わせください。

>>お問い合わせ | 株式会社ワルツ

2020.12.14