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成功の鍵はWHY!PM(プロジェクトマネージャー)の重要性やメリット
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目次
PM(プロジェクトマネージャー)とは?
PM(プロジェクトマネージャー)とは、プロジェクトの運営や品質、納期などに責任を持つ管理者のことを指します。なお、PMは「プロジェクトマネージメント」と呼ばれる場合もあります。
プロジェクトの大小に関わらず、必ずしもすべてがスムーズに進むわけではありません。さまざまなトラブルが発生したとしても、全体を俯瞰しながらバランスを調整しつつ、プロジェクトを成功に導くことが、「PM」に課せられた重要な役割になります。
PMがプロジェクトの成功に不可欠な理由
ここからは、PMがプロジェクトの成功に不可欠な理由についてご紹介していきます。
目標までの道筋が明確になる
PMには、「目標(納品)までの道筋を計画し、明確化する」という大切な役割があります。プロジェクトにPMが居ることにより、目標までの道筋が明確になるので、各セクションごとの担当者が安心して仕事に集中することができます。
また、クライアントに対してもプロジェクトの進捗を伝えやすくなるので、信頼感の醸成にもつながります。
プロジェクトの遅延や失敗のリスクを軽減できる
PMが入ることで担当者が仕事に集中できる環境を構築できるので、結果的に成果物の品質向上にもつながります。
また、PMはクライアントとのコミュニケーションも担当します。クライアントへ必要事項を確認したり、クライアントからの質問に応答したりすることで、プロジェクトの遅れに繋がりそうな要素に対してあらかじめ対処することができます。その結果、プロジェクトの遅延や失敗のリスクを軽減することが可能です。
「WHY(なぜ)」の共有によってチームワークを強化できる
PMの役割は、単なるタスク管理やスケジュール管理だけに留まりません。
プロジェクトには、大きく分けて以下の3つの段階があります。
①HOW:どうやってやるのか
②WHAT:なにをするのか
③WHY:なぜするのか
PMのもっとも大事な役目は、そのプロジェクトの一番根幹にあたる「WHY(なぜするのか)」の部分を明確化し、クライアントと制作チームで共有することにあります。
プロジェクトの「WHY(なぜするのか)」の部分を共有化することで、クライアントと制作チームが同じ方向を向くことができるので、結果的に品質の良いものが仕上がりやすくなります。
プロジェクトにPMが関わることによるメリット
ここからは、プロジェクトにPMが関わることによるメリットについて見ていきましょう。
プロジェクトに必要な時間とコストを削減できる
まず、プロジェクトにPMが関わることによって、目標やスケジュールが明確になります。そして、そのプロジェクト完了までに必要なタスクや情報、リスクが明確化されるため、効率的にプロジェクトを進行させることができます。
その結果、プロジェクトに必要な時間とコストを削減できる場合が多いです。
チームメンバーの士気が高まる
先ほども解説したとおり、PMの重要な役割に、プロジェクトの「WHY(なぜ)」をチーム内で共有する仕事があります。
「WHY(なぜ)」を共有化することで、バラバラになりがちなチームメンバーが同じ方向を向くことができるので、チームの士気を高めることにもつながります。
結果的に顧客満足度の向上につながる
PMがプロジェクトに関わることで、プロジェクトの納期が正確に守られます。さらにチームメンバーの士気が高まることで、成果物のクオリティもアップします。その結果、顧客満足度の向上にもつながります。
また、プロジェクト進行中においても、PMのきめ細やかなクライアントとのコミュニケーションによって、少しずつ、しかし着実にクライアントとの信頼関係を築き上げることができます。
プロジェクトが成功することでチームメンバーの自信になる
PMが関わることでプロジェクトが成功すると、プロジェクトに参加したチームメンバーの自信につながります。そして、プロジェクトに関わったメンバーが、今度は別のプロジェクトでリーダーシップを発揮できるようになる場合もあります。
このように、PMのチーム加入は、チームメンバーの育成という点でも大きなメリットが期待できます。
PMを行う上で注意すべきポイント
ここからは、PMという役割を担う上で、注意しなくてはいけないポイントについて解説していきます。
うまく進まないときは「WHY(なぜ)」に立ち返る
PMがプロジェクトに関わるとき、時にはうまく進まない場合が発生します。プロジェクトが停滞しているとき、無理に進めようとすると、最悪の場合だとチームが空中分解してしまう危険性もあります。
そんなとき、PMはもう一度「WHY(なぜ)」に立ち返り、なぜそのタスクをその期間までやらなければいけないのか、プロジェクトの根幹の部分を共有し直すことで、再び同じ方向を向くことができます。
これは、プロジェクトマネージャーにとって特に大切な役割であると言えますし、プロジェクトに関わる存在意義であるとも言えます。
「必ずやらなくてはいけないこと」を選ぶ必要がある
また、プロジェクトが思うように進んでいない場合、ときには優先順位を付ける必要があります。つまり、「Aを諦めて、Bを優先させる」といった具合です。
プロジェクトマネージャーにはそういった柔軟性が求められますが、一方で「必ずやらなくてはいけないこと」を選ばなくてはいけない場面もあります。
この見極めが、実は「柔軟性」よりも大切で、「このタスクはこのプロジェクトにとって必要不可欠だ」という確かな判断が必要になります。
ワルツ(井上ちから)のPM事例
ここからは、ワルツ(井上ちから)のPM(プロジェクトマネージメント)事例についてご紹介していきます。
東証プライム上場の食品企業様へのPM事例
最初にご紹介するのは、東証プライム上場の食品企業様へのプレスリリース作成をサポートした事例です。こちらの企業様では、「対外的な広報活動への注力」と「プレスリリースを配信できるパートナー企業探し」が課題としてありました。
そこでワルツでは、なぜプレスリリースが必要なのか、プレスリリースを行う目的について、丁寧にヒアリングを行いました。「WHY(なぜ)」の部分が明確化すると、自然とKPIも見えるようになります。
そしてKPIが見えたところで、2022年度の配信スケジュールを予め設定し、その予定に則って1年間のプレスリリース配信を進めていきました。打ち合わせの過程で、スケジュールや発信するプレスリリースのテーマ・内容などを、ワルツからも積極的にご提案させていただきました。
ワルツがPMとしてプロジェクトに参加した結果、
○プレスリリースの進め方や内容の相談にも乗ってもらえた
○単なる外注先ではなく、ひとつの「チーム」として動けるようになった
○社内的にも評価してもらえている
といった高い評価をいただくことができました。
東証プライム上場の食品企業様へのPM事例について詳しくは、以下の記事をご覧ください。
>>ワルツが東証プライム上場企業のプレスリリース作成をサポート!「プレスリリース代行サービス」の事例紹介 | 株式会社ワルツ
株式会社キャップドゥー・ジャパン様へのPM事例
株式会社キャップドゥー・ジャパン様は、クラウドサービスを通じて、課題を抱えた中小企業への業務改善をご提案されている企業様です。
もともとは広告に力を入れておられましたが、広報(ブログ)に移行することで、検索して探している人にヒットするPULL型のアプローチ形態に移動するお手伝いをさせていただきました。
毎月ミーティングをしてその月のブログテーマについて取材を行い、キャップドゥー・ジャパン様がもっとも熱のあるテーマについてお聞きし、その熱が読者に伝わるようにブログで表現することを心がけました。
その結果、今では広告費を使わずに、主にブログからの流入でアクセス10倍、売上6倍という成果を上げるに至っています。
株式会社キャップドゥー・ジャパンへのPM事例について詳しくは、以下の記事をご覧ください。
>>アクセス10倍!売上6倍!ワルツの広報サポート事例「キャップドゥー・ジャパン様」編 | 株式会社ワルツ
ホームページ制作のPM事例
ワルツでは、人の想いを広めるお手伝いをする手段として、「ホームページ」を重要視しています。お客様からご依頼をうけてホームページを作る際、ワルツはクライアント様とデザイナーやライターを繋ぐ「プロジェクトマネージャー」の役割を果たしています。
ホームページを制作する際、ワルツでは以下の5つのポイントを大切にしています。
①ホームページを作る目的
②ホームページを見る人
③ホームページを見た後にとってほしい行動
④見た人に伝えたいこと
⑤見た人に持ってほしい感覚
上記のポイントをしっかり決めておくことで、ホームページ制作における「WHY(なぜ)」の部分が明確化され、クライアントと制作チームが最後まで同じ方向を向いて進んでいくことができます。
ワルツのホームページ制作のこだわりや、ホームページ制作事例について詳しくは、以下のページをご覧ください。
以下記事へもリンクします。
>>【第1回】ワルツのホームページ作りへの想い | 株式会社ワルツ
>>【第2回】ワルツのホームページ制作の特徴 | 株式会社ワルツ
>>【第3回】ワルツのホームページ制作の進め方 | 株式会社ワルツ
PMが必要な場合はワルツまでご相談ください
この記事では、PM(プロジェクトマネージャー/プロジェクトマネージメント)という存在・役割の重要性について、株式会社ワルツの見解をご説明してきました。
PMは、プロジェクトを成功に導く上で、なくてはならない存在です。それは、「タスク管理」や「スケジュール管理」といった事務的な仕事だけでなく、そのプロジェクトの「WHY(なぜ)」部分を明確化させ、それをクライアントも含めたチーム全員に共有する役割を持っているためです。
単なるタスク管理だけでなく、「WHY(なぜ)」の共有まで行えるプロジェクトマネージャーをお探しの企業様は、株式会社ワルツまでご相談ください。
また、株式会社ワルツでは、「壁打ち相手」も経営者にとって大切な存在であると考えています。「壁打ち相手」の重要性について詳しくは、以下の記事をご覧ください。
2024.02.04