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リクルート動画・採用動画とは?メリット・効果や面白くするコツ

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目次

リクルート動画・採用動画とは?


「リクルート動画・採用動画」とは、企業が人材募集の際に使用する動画のことを指します。主に新卒採用をターゲットとしたリクルート動画が多く、企業説明会で動画を流したり、インターネットで公開したりして活用します。

 

リクルート動画・採用動画の重要性が増している背景

リクルートや新卒採用で活用されているツールといえば、これまでは採用パンフレットや入社案内など、紙媒体のツールがメインで使われていました。

しかし、2020年初旬頃から世界中で流行りだした新型コロナウィルスにより、対面での新卒採用活動や企業説明会を実施するのが困難になりました。2021年現在では、リクルートサイトやSNSの活用などオンラインでの採用活動が、新しいスタンダードになりつつあります。

そして、オンラインを主戦場に移した採用活動において、他社と差別化を図る意味で、リクルート動画・採用活動の重要性が増してきているのです。

 

リクルート動画・採用動画のメリット・効果

ここからは、採用活動においてリクルート動画・採用動画を活用するメリットについて記載していきます。

 

求職者が「ここで働いている自分」をイメージしやすい

リクルート動画は、パンフレットや入社案内など紙媒体の資料に比べて、伝えられる情報量が多くなります。そのため、求職者が「実際に企業に入社して働いている姿」をイメージしやすくなります。

その結果、リクルート動画を活用した場合のほうが、志望度・応募率アップにつながりやすいというメリットがあります。

 

採用競争において、他社と差別化しやすい

記事の冒頭でも解説したとおり、コロナなどの影響で企業の採用活動はオンラインの重要性が増してきています。そして、オンラインの採用活動として、多くの企業は「オンライン会社説明会」、「採用サイトの公開」、「求人検索エンジンの活用」、「SNSの活用」などを行っています。

しかし、他の企業と同じことをしていても、学生の興味を惹くのは難しいのが実状です。リクルート動画・採用動画は、作成している企業がまだ少なく、他社との差別化に役立ちます。

もし「優秀な学生に少しでも多く興味を持ってもらいたい」と思っているのであれば、リクルート動画を活用しない手はないでしょう。

 

人事の業務負担を減らすことができる

リクルート動画・採用動画は、学生が企業について知りたい内容や、採用されやすくするためのポイントなどを盛り込むことで、人事部の業務を肩代わりしてくれるというメリットも期待できます。

このメリットをしっかりと発揮するためには、リクルート動画を制作するさいに「なんとなく」作るのではなく、学生が疑問に思っていることなどをしっかりとリサーチして作成する必要があるでしょう。

 

リクルート動画・採用動画を成功させるコツ・ポイント


ここからは、リクルート動画・採用動画の効果を最大化させるためのコツやポイントについてご紹介していきます。

 

良い面だけでなく悪い面も正直に伝える

まずリクルート動画で学生・求職者から好感を持ってもらうためには、「透明性」や「クリアなイメージ」が重要です。透明性を出した動画にするために、会社の良い数字や事実ばかりをアピールするのではなく、悪い数字や事実もあえて紹介し、それらを改善するためにどういった工夫をしているのかも動画内でしっかり説明することが大切です。

悪い数字や情報を出すことがイメージダウンに繋がるのではなく、動画では紹介していない都合の悪い数字や事実が、あとで調べてみると見つかることが悪い印象を与えてしまうのです。

 

企業が求める人材のイメージを明確化する

続けて、企業が求める人材のイメージを明確にすることがとても大切です。たとえば、リクルート動画内で企業が求める人材像について「やる気がある人」とか「真面目に取り組める人」といった漠然としたイメージだけだと、学生は私事にしにくくなります。

企業が求める人材イメージをもっと狭めて伝えることで、「私に当てはまる!」といった共感を得やすくすることができます。ただし、そのためには「自社はどんな人材を求めているのか」を、社内でしっかりと考えておく必要があるでしょう。

 

真面目さよりも「面白さ」を重視する

リクルート動画・採用動画というと、ついつい真面目に作ってしまいそうになります。しかし、ターゲットは主に学生です。興味がわかなければすぐに動画を見るのを止めてしまう確率が高いでしょう。仮に最後まで見てもらえたとしても、終始真面目な動画を配信している企業に入社したいと思う学生がどの程度いるでしょうか。

リクルート動画・採用動画では、真面目さよりも「面白さ」が重要です。「面白いリクルート動画」は、学生に興味を抱いてもらいやすいだけでなく、「この企業で働いてみたい!」と思ってもらえるきっかけにも繋がりやすくなります。

面白いリクルート動画の事例については、次の項目で詳しくご紹介していきます。

 

リクルート動画の成功事例・面白い動画事例

ここでは、リクルート動画の成功事例や面白い動画事例をいくつか紹介していきます。

 

日本マイクロソフトのリクルート動画事例

はじめにご紹介するのは、言わずと知れた大企業である日本マイクロソフトのリクルート動画です。

カメラが社内に入ると、社員と思われる人たちは仕事中のポーズで静止しており、ノートパソコンを開くと社内行事などの写真が現れるという仕組みです。低予算かつ手作り感を思わせるカメラワークや撮影の工夫が、求職者に「面白い」と思わせてくれます。

 

森下仁丹のリクルート動画事例

森下仁丹では、第四新卒採用向けのリクルート動画を公開しています。まず「オッサンたちへ」のキャッチコピーではじまるこの動画は、真面目さのなかにユーモアさも兼ね備えた面白い採用動画になっていると思います。また、第四新卒採用という新しい取り組みも、求職者の好感度アップに繋がると思います。

 

コロプラのリクルート動画

コロプラのリクルート動画は、シリーズ形式をとっています。シリーズ形式とは、ドラマのようにエピソードを分けて、連話構成にすることを指します。シリーズ形式の利点は、一つひとつの動画を短くすることで、見やすくできる点です。反対に、面白くない動画だと次のエピソードを見てもらえない可能性もあるので、面白くする工夫も重要になります。

 

リクルート動画の費用目安(ワルツの場合)

ここでは、株式会社ワルツでリクルート動画を作成した場合の費用についてご紹介していきます。

 

①スライドの動画化:80,000円~100,000円

PowerPointのスライドを動画化するプランとなります。挨拶だけカメラを回して動画を撮影します。また、PowerPointのデータは必須となっております。
なお、費用はスライドの量によって変化します。

スライド動画について詳しくは、以下の参考動画をご覧ください。

※上記動画のスライド数で費用は9万円となります。
※実際に作成する動画は、参考動画よりも音質が良くなります。

 

②スライド+撮影:100,000円~130,000円

PowerPointのスライドに、動画撮影が組み合わさったプランとなります。なお、費用は動画の時間数によって異なり、以下の参考動画であれば10万円となります。

スライド+撮影動画について詳しくは、以下の参考動画をご覧ください。

※実際に作成する動画は、参考動画よりも音質が良くなります。

 

③インタビュー動画:30,000円/1人

実際に入社した方などのインタビューを撮影し、リクルート動画にするプランです。1人あたり1~3分までで、費用は30,000円/1人となります。

インタビュー動画について詳しくは、以下の参考動画をご覧ください。


 

④イメージ動画:200,000円~ + 交通費(熊本県外の場合)

より本格的なリクルート動画を撮影したい方におすすめのプランです。費用は撮影日1日のみの想定となっており、撮影が2日以上必要な場合はプラス費用となります。また、熊本県外の場合は交通費を頂きます。

イメージ動画について詳しくは、以下の参考動画をご覧ください。

 

⑤アニメーション動画:200,000円 + ナレーション費(50,000円程度)

より学生に親しみを持ってもらいたい場合や、リクルート動画のなかでも差別化していきたい場合は、アニメーション動画がオススメです。アニメーションにすることで、学生が最後まで見てもらえる可能性が高まるメリットも期待できます。

アニメーション動画について詳しくは、以下の参考動画をご覧ください。

 

リクルート動画の活用方法

ここからは、リクルート動画の活用方法についてご紹介していきます。

 

企業ユーチューブチャンネルで配信する

まず企業のユーチューブチャンネルを開設し、そこでリクルート動画を配信する方法があります。若者の多くはユーチューブを日常的に見ていますので、視聴してもらうまでのハードルも低くなります。

そもそも企業ユーチューブチャンネルを持っていない場合や、企業ユーチューブチャンネルの開設方法を知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

>>企業YouTubeチャンネルとは?開設メリットや作成手順 | 株式会社ワルツ

>>必見!企業YouTubeチャンネルの登録者を増やす方法10選 | 株式会社ワルツ

 

企業が運営する各種SNSで配信する

続けて、企業が運営するSNSでリクルート動画を配信する方法があります。SNSには、Twitter、Facebook、Instagramなど様々なものがありますが、それぞれ特性が違います。たとえば、YouTubeで配信したリクルート動画のサムネイルをTwitterで発信して、YouTube動画に誘導するといった方法もあります。

企業における各SNSの活用方法などについて詳しくは、以下の記事をご覧ください。

>>必見!企業がInstagramを活用する方法と運用ポイント | 株式会社ワルツ

>>意外と簡単?LINE公式アカウントの友達数を増やす5つの方法 | 株式会社ワルツ

>>Twitterでフォロワー数を増やす方法は?企業の活用事例や対策 | 株式会社ワルツ

>>企業や店舗で大活躍!Facebookページの活用方法やメリット | 株式会社ワルツ

 

企業のWEBサイト(採用サイト)で配信する

企業の公式WEBサイトや、採用活動用のWEBサイトに掲載するといった手法もあります。こちらもYouTubeに動画をアップしていれば簡単に埋め込むことができます。ただし、サイトに来た人にしか動画を見てもらえないので、上記でご紹介したSNSや企業ユーチューブチャンネルとうまく併用していくことが大切です。

企業WEBサイトの重要性や作成方法などについては、以下の記事をご覧ください。

>>中小企業に必須?ホームページの役割やメリット・デメリット | 株式会社ワルツ

 

リクルート動画は採用活動を優位に進めるための武器

コロナの影響もあり、企業の採用活動のメインはオンラインに移りつつあります。そのため、良い学生を採用するためには、他社との「差別化」が重要になります。

現在、オンライン採用において他社と差別化するための手段となっているのが、リクルート動画・採用動画です。

学生などの求職者に対し、的確に情報を伝えることができ、志望度・応募率アップにもつながりやすいリクルート動画は、採用活動を優位に進めるための強力な武器と言えます。

しかし、コツやポイントを押さえて作らないと、「せっかく作ったのに再生数が伸びない」といった状態になりかねません。

株式会社ワルツでは、広告代理業として培った豊富な経験を活かし、学生が思わず最後まで動画を見て、企業に応募したくなるようなリクルート動画を作成できます。

リクルート動画・採用動画を制作したいと思っている企業様は、ぜひワルツまでお気軽にご相談ください。

>>お問い合わせ | 株式会社ワルツ

2021.07.26